Small Happiness

ニッポ女子部全国展へ行く-3-

がんちゃん


11/17に岡山県美作市で開催された

日本犬全国展覧会

会場の様子をお伝えします。


まず感じたのは会場に犬が600匹も来ているのに

ほとんど鳴き声すら聞こえない静かな空間であること。

ケージの中で待機している時も

リングにいる時も吠える子なんてほとんどいません。



そして海外からの見学者が結構いたこと。

中国とロシアの人が多かったみたいですが

買い付けに来ているんだそうです。




こちらが今回お世話になった福岡のK山さん



nippojoshibu_0979.jpg



ご自身の愛犬を連れての参戦です


nippojoshibu_0980.jpg



午前中は個体審査



nippojoshibu_0981.jpg



こんな風に審査員が至近距離で

毛並みや体高、歯並びを見ます。



nippojoshibu_0983.jpg



知らないおじさんがグッと近寄っても

物差しを当てて体高を測られてもへっちゃらです

(てんちゃんなら吠えてるか逃げてるな〜)


nippojoshibu_0986.jpg



しかも歯並びチェックでは知らないおじさんが

こんなにグリグリ口に手を入れても

動じない犬達…


(嗚呼、タッキーなら手に穴があいている…)



nippojoshibu_0989.jpg



この子は珍しい虎毛の甲斐犬



nippojoshibu_0991.jpg



全身虎柄で阪神ファンにはたまらない柄ですね

知らんけど。


nippojoshibu_0993.jpg



迫力ある見た目に反して

なかなかにこやかな子でしたよ♪



nippojoshibu_1001.jpg



身体チェックの後は歩き方チェック


生まれ持った骨格と

鍛えられた筋肉がないと綺麗に歩けません。



そして昼休憩を挟んで午後からは

一斉にリングに出ての審査です。



nippojoshibu_1022.jpg



個体審査ではなかなかいい感じに見える子も

こうして並ぶと違いが歴然になります。

その外見はもちろんですが

並んで他の子の気迫に負けて

尻尾が下がったり、まして後退りしたり

緊張に耐えられず、横の子に喧嘩を売ったりする子は



nippojoshibu_1054.jpg



悍威(かんい)でないと評価されます。



もう1つ私が気になったのは…



nippojoshibu_1023.jpg



参加している飼い主さん達の格好



nippojoshibu_1024.jpg



ドレスコードがジャージなの??

ってくらいの普段着っぷり



nippojoshibu_1025.jpg



どれくらいカジュアルかと言うと

その格好でホームセンターに行くのはいいけど

ショッピングモールはやめてね、ってくらいのやつ。



nippojoshibu_1031.jpg



皆さん全国展だって言うのに

いつもの散歩スタイルです。


おまけに犬用のブラシをポケットにさして

暇さえあればブラッシングしているおじさん達

自分の頭は帽子で隠してるけど多分ボサボサ


犬のことばかり気にしています。

自分の犬をよく見せることに熱心すぎて

自分の格好はどうでも良くなってるみたいです(笑)



nippojoshibu_1050.jpg




今回1頭のみの参加だったこちらの北海道犬


写真撮らせて下さい!とお願いすると

快く応じてくださった飼い主さん

岩手から全国展のためだけに車で来られたそうです。


nippojoshibu_1047.jpg



こちらも何十年着てますか?ってジャケットをお召し。

それはそれは嬉しそうに

自分の犬について熱く語って下さいました。

お顔を隠していますが

1枚目の犬の写真と同じ顔の笑顔でしたよ♪

犬が飼い主に似たのか、飼い主が犬に似たのか(笑)


nippojoshibu_9272.jpg



リングで立ち姿を披露する犬達


こうして展覧会を見学するまでは

きっと飼い主に無理やり立たされて

死んだ目で我慢してるんだろうな〜と勝手に想像していました。


しかし!実際にこの場で見るとそうではないと気づきます



nippojoshibu_1072.jpg



柴犬と暮らしているからこそ分かります。

おやつやコマンドでは言いなりにならない和犬が

これだけの堂々とした姿を披露できるのは

日頃からの飼い主さんとの信頼関係があってこそです。



この子は成犬雄部で5席に輝いた子です。



nippojoshibu_1080.jpg



飼い主のHさんにみんなで「おめでとうございます」

と声をかけると


nippojoshibu_9271.jpg



「もう嬉しくて泣きそうやもん」と泣いておられましたww


そしてやはりジャージ…


nippojoshibu_1057.jpg


そんな飼い主さんの横で

何とも嬉しそうな表情のワンコ。



これまで色々手をかけてくれた飼い主の

期待に応えようとしている、そんな関係性を見ました。



nippojoshibu_1062.jpg



この筋肉、簡単にはつきませんよね。


毎朝晩、片道3km平気で走るんだと言われていた方もありました。



nippojoshibu_1088.jpg



見た目を審査する展覧会なんてクソ!!

自分の見た目はどうやねん!ハゲ!

と思った時期もありましたが(口が悪い)

その見た目を作るためにどれだけの労力がいって

どれだけの信頼関係がないと出場できないか。




nippojoshibu_1027.jpg



審査時間外のこの嬉しそうな表情!



もちろん犬が自分から「展覧会出たいです」と言う訳ではありません。

人間のエゴで出展している方もいる事は感じました。

(そういう人は自分も結構高そうなスーツを着ていた)


でもほとんどの飼い主さんが自分のことより犬優先の

私と変わらない、いやもしかしたら私以上の

レベルでの「犬バカ」に間違いありませんでした。



ただ、家庭犬とはまた違った世界であるのも事実です。



nippojoshibu_1015.jpg



それはどちらがいいとかではなく

いろんな幸せの形があっていいんじゃないかな?

と思わせてくれる展覧会でした。

出ている犬達が可哀相なんて全く思いませんでした。

もちろん全国から選りすぐりの飼い主&犬が集まる

全国展だったからかもしれません。




そしてそんな飼い主&犬との信頼関係とは全く関係ないところで

「公益財団法人」としての日本犬保存会は

変革の時に来ているのではないかとも思いました。


よく話題になる仔犬の販売時期の話もそうです。

「日本犬6種を8週齢規制から除外」


何かの権力が動いているのを感じますよね。

(展覧会会長は現職の衆議院議員で安倍首相の弟ですし)



nippojoshibu_1035.jpg



最終審査のリング観戦で隣にいた関西弁のおばさまが

「1位はお金で決まってんねん。せやから2位からを目指してんねん」

とそれは大きな声でみんなに聞こえるように言っていました。

真実は分かりませんがそのおばさまが予言した通りの犬が1位でした。


初参加の私ですらなんとなく感じる政治とお金と権力と…の匂い

簡単に言うと最近問題視されているスポーツの協会組織みたいなもの。



ただ、どの組織でもそうであるように

個々の会員さんは一生懸命です。



nippojoshibu_9268.jpg



日本犬好きが集まった「ニッポジョシ部」

素晴らしい犬をたくさん見れて

みんなで日本犬の良さを語り合いました


nippojoshibu_9270.jpg


日本犬が好きだからこそ

日本犬保存会はもっともっといい組織になって欲しいと願って

それぞれ帰路につきました。




長々とお付き合いいただいた全国展の記事

毛嫌いしていた頃とは違い

素晴らしい犬達を見て「犬が答えだな」と思いました。



しかしながら大賛成の大絶賛とはいきません。

まだまだあるブラックな面を

クリアにしていって欲しいなぁと思いました。




*************************


元:松江犬猫の会隊長が引き取った

保護犬たちにご飯を届けるチャリティーカレンダーです

コタ&アン&てん&タッキー総出演♪


chonboshicalender_89111.jpg


ちょんぼし幸せカレンダー2020(壁掛け)発売中

1部1,000円 送料別途188円


ご購入方法はこちらをご覧ください


「ちょんぼし幸せ2020年カレンダー」


島根県出雲市のてんタッキーがいる

「ゼロエンジニアリング山陰」店頭でも発売中〜


千葉県成田市の「フラワーKaori」さんでもお取り扱いいただいています♪



11/22現在、11/18までにご入金頂いた方に発送完了しました。

それ以降にご入金頂いている皆様
今しばらくお待ちくださいませ。


300冊販売ですが、まだまだ在庫あります!

お申込みお待ちしております♪

スポンサーサイト



Posted byがんちゃん

Comments 3

There are no comments yet.
まるこ母  

お写真を拝見し、すごい数!と思っていましたが、600頭とは圧巻ですねー!

がんちゃんがおっしゃる通りでほんと「犬が答え」(賞は関係なしで)だと思いました。
飼い主さんとたっぷりの愛情で結ばれていることが大前提、そして無理なく、楽しく訓練を行っているということ、これが大事ですねー。
でも、やっぱり展覧会という名称には抵抗感たっぷりです。

ドレスコードがジャージというのには笑いました~。
これが小型犬の展覧会なら皆さんブランドファッション揃いだと思うわ~。

  • 2019/11/23 (Sat) 12:02
  • REPLY
NTL  

リポートありがとうございました。興味深く読ませていただきました。
人間にも人前に出て脚光を浴びる事に喜びを感じるタイプがいるように、ショードッグは
もそういうタイプで「見て見てアタシ/ボク!」みたいな堂々とした振る舞いになるよ、と花子のお父さんのブリーダーは言っていました。
無理矢理ショーに出さされるのでなく、喜ぶんだ、と言いたいのでしょう。
Yes and noだなあ、と思って聞いていました。
でもショーで一位になった雄犬は惚れ惚れするほど立派な犬でした。確かに威風堂々でした。

花子も血統書付きなので交配できたのですが、花ちゃんがbig girlすぎて、威風堂々のソレは届きませんでした。


がんちゃん
がんちゃん  

>まるこ母さん
「展覧会」という名前、私もこれまで嫌いだったんですが、実際に見てくると、「ショー」と言うほど派手なものではないし、「親バカ大会」というほどデレデレもしていないんですよね。私は「展覧会」と聞くと盆栽や菊の花のイメージなんですが、その展覧会もライトアップや音楽や派手な背景はなく、白い布をバックに、そのもの自体の綺麗さを競うんですよね。その雰囲気にとても似ていました。自分が目立ってはいけないというジャージのおじさま達とシンプルな首紐がその象徴です(笑)
まだまだ納得いかない部分もたーーーくさんありますが、とりあえず出場している犬達は「柴犬らしさ」をまとった素晴らしい子達ばかりでした。

>NTLさん
英語ではshowと言うしかないのかもしれませんが、日本県保存会の展覧会は派手さは一切なく、音楽や派手な首輪や背景もなく、シンプルに犬だけを見るものでしたのでショードッグと言う言葉は当てはまらない気がしました。ですので犬達も堂々とはしていますが「私を見て」と言うアメリカンなアピールではなく、じっとそこに佇んでいるような雰囲気です。しかし威風堂々が届かなかった花ちゃん、big girlバンザイ!ですよ♪かわいいんだから〜!家庭犬はそれくらが私の好みです♪

  • 2019/11/25 (Mon) 22:49
  • REPLY

Leave a reply